地表に線路を

シールド工法を発明したのはエゲレス人だったけど、地下を掘るというのはコストが高い。東京では、1xx億円/Km というすごい話もある。やはり線路は(地上ではなく)地表に敷設して、LRT を走らすのがいいだろう。

どうも、地下鉄の新線や延伸ではなく、既存の近郊線を延ばして繋げることによって地上の「環状線
をつくるということのようだ。

神戸市営地下鉄湾岸線が開通した折に、その関係者の某氏に「2番目の失敗は、既存の西神山手線と互換性のない車両を導入したこと」「でも、1番目の失敗は、地表でなく地下に線路を敷設したこと」と言った覚えがある。実際、地下鉄関係者から聞いた話でも、あの路線の影響を受ける高齢者は「バスは二段上り下りしないといけないが、地下鉄は地の底まで降りていかないと乗れない」ということで利用が増えていないし、湾岸線開通に伴うバス路線の廃止で「以前より不便になった」という声が多いそうだ。