手帳遍歴*4

文中 filofaxサイズとあるのは、filofax の Personal サイズ。日本上陸時は“バイブルサイズ”と呼ばれたサイズです。この“バイブルサイズ”のバインダは、標準的な大きさの King James Version の聖書とセットで持つとちょうどいい大きさです。

幼稚園時代

幼稚園時代の記憶と言えば、幼稚園の通い帳である。毎月のカレンダーがあって、出席(通園)すればその日の欄にシールを貼ってもらえる。個人の手帳ではあるが、個人で好きなようにできるものではなかった。

小学校時代

高学年では、B5サイズ26穴のバインダを手帳として使用。 B5一枚で一カ月のスケジュールを管理できた。とは言っても、遊びの約束と複数の図書館の返却期限ぐらいしか書くものはなかった。

中学校時代

手帳に関しては不毛な時代かもしれない。生徒手帳というのがあったが、個人でスケジュールやタスクを管理する必要はなく、中学のスケジュールに合わせて行動すれば、それで問題はなかった。

高校時代

高校時代に使ったのは、DAIGO Corp.の冊子をカバーに入れるタイプの手帳。見開きで一カ月の予定とメモの2冊を利用。この時代はなんでもかんでも書いておいたので“大垣メモ”と呼ばれていた。卒業するまでに奈良コンピュータシステム研究所のシステムダイアリーに移行。

大学時代

入学から4回生の4月までシステムダイアリーを利用。この頃、山根氏の「スーパー手帳の仕事術」等が出版されシステム手帳ブームとなる。 4回生の黄金週間に filofax(ウィンチェスタ 7/8") を購入。星電社(当時:現セイデン)三宮本店の南館(現在はユザワヤ)の上層階にデザインなどに優れた文房具を中心に扱うコーナーがあり、そこで物色後購入。filofax と Time/System のどちらに移行するか悩んだ末、 20年以上伝統のあるシステムダイアリーから、60年以上伝統のある filofax への乗り換えを決意。 伝統 というのはいいですね。ちなみに職場の照明も蛍光灯でなく 電灯 (白熱電球)に変更しています。

大学院時代

filofax(ウィンチェスタ 5/4")、Stylofax(filofaxの廉価版)の1/4" 豚皮、7/8" ジッパー式豚皮を追加購入。

その後

一時的に Time/Sytemや Visorを利用。
Time/Sytem で優れているのは、“Project/Overview - Week” の存在(これだけの購入可能)と、翌年分の“Daily Overview”の存在。
Visor は“予定表+”の繰越予定が便利だが、電池の心配やリセットでデータが消えるリスクのある手帳はやはり受け入れることが出来なかった。そう言えば、Alan C. Key の提唱する DynaBook では「電池での駆動時間」という項目はなかった。彼の書いたイラストは野外でこどもが DynaBook を使っていることから、電源を内蔵するという前提とは思うが、駆動時間を示さない(示していない)ということは、そういうことを気にしなくていいという意味なのだろうか。

現在

メインは1987年に購入した filofax(スケジュールとDon't Forgetとメモ、あとは2x免許や大量のカードのケースになっている)。わたし 機械が苦手 なんです。
紙の手帳のデメリットはバックアップが取れないことだが、 filofaxサイズの用紙は3枚ならべて A4に収まるサイズである。 A4サイズに(Year Planner はA4に3カ月単位で4枚に)コピーすることでバックアップをしている。