○○さんの携帯電話

携帯電話に電話をかけるときに「○○さんの携帯電話でせうか」という第一声をする人がいる。客注が入荷した際の連絡などがそうだ。固定電話に「○○さんのお宅でせうか」とかけるのと同じかもしれないが、「今通話してる端末はわたしの携帯電話だが、しゃべっているのはわたしだ」と言いそうになる。「○○さんでせうか」でいいと思うのだが、「水になります」*1と同じように商売用の常套句なんだろうか。
これを書いていて、板坂先生の本にある「From desk of Mr.XX」という欧米人上司のメモに、「親愛なるお机様、あなたの利用者にお伝えください」という書き出しのメモを書いた話を思い出した。

*1:この水になる``なにか''はテーブルに置いた時に水になるのか、飲むときに水になるのか、水になる前はなんなのか、という議論があったりする